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2004.2.28

朝7時起床。

火傷の痛みで寝不足気味の、CHACHA。
「僕、お腹がすいた」
わかった、わかった。
このホテルは朝食付きなので、43階にあるダイニングレストランへと向かう。
痛いのにもかかわらず、食欲旺盛のCHACHA。
「僕、おかわりしていい?」
いいよ。
43階からの眺めは最高。 CHACHA、隣りのホテルにプールがあるのを発見。
「僕、泳ぎたい」
CHACHA、あなたは仕事でバンコクに来てるのよ。
CHACHA、我慢する。
部屋に戻ってテレビをつけると。
「あー、のび太だ」
「ドラえもんだ」
CHACHA、タイバージョン・ドラえもんに夢中になる。
CHACHA、タイ語がわかるの?
「僕、ネコ語とタイ語はわかるんだよ」
へぇー、そうなんだ。

CHACHA、もう行くよ。
ドラえもんに夢中のCHACHAを急がせ、BTSがあるチットロム駅へと向かう。
「どこに行くの?僕、タクシーがいい」
CHACHA、くどいよ。


今日はウイークエンドマーケットがあるからBTSでモーチット駅まで行くんだよ。
「あれに乗るの?」
そうだよ。
「近代的な電車だね。もっと古びた電車かと思った」
土曜日なので車内はガラガラ。
「あっ、あそこの席が空いてる」
CHACHA、車内では走っちゃダメ。
空いてる席に座り、CHACHA、またまた『世界の車窓から』気分。
ウイークエンドマーケットに到着。
ここは週末の土、日曜の2日間だけ開催されるマーケット。
店舗総数は1万以上。
買い物客は20万人以上。
迷路のようになっているので、いいものが見つかればその場で買わないと、同じ場所へは戻って来れない。
市場ではスリにも注意。
その話を聞き緊張気味の、CHACHA。
日本からもたくさんの買い付け行商人が来ているんだよ。
「そうだと思った。だってさっきのお店でもいたもんね」
「暑くて、もう嫌だ」 「のどが乾いた」 「お腹がすいた」
CHACHAが騒ぎだしたので、市場の屋台へと向かう。
ここはヌードル専門店。
メニューは全てタイ語なので、何が何かまったくわからず。
おじさんが「スープヌードル?」と聞いてくれた。
「僕、スープヌードルが食べたい」
お米の麺とチキンボール、スープはチキンスープ。
あっさりしていて美味しい。
CHACHA、超ご機嫌。
1皿30バーツ(85円)

昼食後、33度の炎天下の中を飛び回る、CHACHA。
「重い荷物を持つのはもう嫌だ」
「僕、もうバテてきた」
CHACHA、ギブアップ宣言。
それじゃぁ、一旦ホテルに帰ろう。
モーチット駅の歩道橋からバス待ちの人を眺める、CHACHA。 あの赤バスはエアコンなしで暑いんだよね。
そうだよ。
CHACHAも乗ってみる?
「僕、絶対嫌だ」

  ホテルに戻って小休止。
近くのお店を覗きながら、買い付け続行。
CHACHAは殿様気分でホテルで昼寝。
CHACHA、昼寝分、賃金カット。
CHACHA、お腹がすいたと昼寝から目覚める。
「今日の晩御飯は何?」
今日はねシーフードだよ。

ホテルのフロントでお店の住所をタイ語で書いてもらう。
「僕、タイ語が話せるよ」
CHACHA、嘘はドロボウの始まりだよ。
流しのタクシーを拾い、運転手さんにタイ語の住所を渡す。
運転手さんは「ソンブーン・シーフード?」
そうだよ。
45バーツ(128円)で到着。

さあ、今日も食べまくるぞ。
『プー・パッ・ポン・カリー』
ぶつ切りにしたカニをネギ入りのカレーソースで炒め、最後に溶き卵をふんわりと絡めたもの。
タイ語の料理名はわからず。
『手長海老のガーリック炒め』
海老とガーリックソースがめちゃ旨。

CHACHA、大興奮。
箸休めに。
『パック・ブン・ファイデーン』
空芯菜の中国味噌炒め。
シャキシャキとした歯ごたえとシンプルな味付け。
これもタイ語の料理名はわからず。
『シャコ海老のガーリック炒め』
もう、旨すぎ。

CHACHA、パンパンのお腹を押さえながら、『プー・パッ・ポン・カリー』のソースをご飯にかけて食べる。

あと日本酒2合と赤ワインフルボトル1本。
しめて、2051バーツ(5,860円)。
安い!!

CHACHA、満腹のお腹をさすりながらホテルに戻る。