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Saturday, Nov. 29th

ひょんなことから、 University of Pennsylvaniaでお勉強中の建築家の卵さんと、 シカゴ観光することになりました。
最初にやってきたのは、Illinois Institute of Technology です。
ここには、 建築家 Ludwig Mies van der Rohe の代表作の一つ Crown Hall(平べったい建物。奥のビルは別物。)があります。
Mies がデザインした MR Chair や Barcelona Chair も かなり有名なようですが、すみません、私は何も知りませんでした。
鉄とガラスによって構成されていて、 柱のない universal space だとか、 なぜ、この建物が重要なのか、教えていただきました。

この建物内で唯一のまがっているもの、手すり。
地下の資料室のようなところには、 建築家 Gerrit Thomas Rietveld がデザインした Red and Blue Chair もありました。
モダニズムを語るうえで欠かせないアイテムだそうですが、 やっぱり私は知りませんでした。

廊下に 「第17回コイズミ国際学生照明デザインコンペ」 のポスターがはってありました。
ちょっとウレシイ。

Crown Hall はダウンタウンより南にあります。
電車でダウンタウンへ向かう途中、Sears Tower が見えました。
ダウンタウンに到着!
まずはアメリカ人も写真を撮るほどのシカゴのランドマーク、 Chicago Theater をチェック!
電車から見えた、巨大ツリーを探してうろうろ。 老舗デパート Marshall Field のそばも通りました。
きれいにディスプレイしてあります。

ツリー発見。
Daley Civic Center の前の広場にありました。
広場には、ビルの鉄骨と同じ材質でできた Pabro Picasso 作の彫像 「untitled」もあります。

正面の白っぽい建物は、 City Hall-County Building だそうですが、 市庁舎とは思えない、ローマ宮殿みたいな外観です。

ツリーの高さはよくわかりませんが、 とりあえず、とても大きいです。

広場には、なぜか、屋台が並んでいました。

噴水みたいな飾りとおもちゃの列車もありました。
雨の日も列車を走らせるのかしら。
ギモンです。
そのお向かいには、Joan Miro 作「Miro's Chicago」が ビルとビルのすきまに立っていました。

お次は電車とバスを乗り継いで、 レクレーションエリア Navy Pier に向かいます。
バスを待っている間に、トウモロコシ型のツインビル、Marina City が見えました。
Navy Pier は、もとは桟橋だったので、とても細長いです。
内装がすっかりクリスマスで、 サンタの格好をした人と写真が撮れるコーナーは 家族連れに大盛況でした。
Navy Pier の入り口から、西を見ると。
Lake Point Tower という高層アパート(一部しか写っていない黒い建物)が どどーんとそびえたっています。
アパートとしては世界一の高さだそうです。
こちらは西北です。
一番右のアンテナのついてるビルは、John Hancock Center です。

早々に Navy Pier を去り、John Hancock Center に向かいます。
ここにもビルの前にツリーがありました。


展望階からみると、Navy Pier(青で囲んだところ)が小さく見えました。
前述の高層アパートは、赤い矢印の黒い建物です。
ついでに、黄色いところは、世界一大きい浄水場だそうです。
ミシガン湖はあいかわらず海みたいです。

Sears Tower をはじめとしたシカゴの高層ビルがよく見えます。

西には、どこまでも平らな大地が広がっています。
どんどん日が暮れていき、空の色が刻一刻と変化していきます。
展望階から下りてくると、 暗くなっていたので、ツリーの電飾がきれいに見えました。 ちょっと歩いている間に日がとっぷり暮れてしまいました。
Water Tower あたりの木々が、電飾でイソギンチャクみたいでした。